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功なき関羽

一  難路へかかったため、全軍、まったく進退を失い、雪は吹き積もるばかりなので、曹操は焦だって、馬上から叱った。 「どうしたのだ、先鋒の隊は」  前隊の将士は、泣かんばかりな顔を揃えて、雪風の中から答えた。 「ゆうべの大...

本文 望蜀の巻 三国志
7ヶ月 ago
臨戦第一課

一  この当時である。曹操は大いに職制改革をやっていた。つねに内政の清新をはかり、有能な人物はどしどし登用して、閣僚の強化につとめ、 (事あれば、いつでも)という、いわゆる臨戦態勢をととのえていた。  毛玠が東曹掾に任じられ...

本文 三国志 赤壁の巻
7ヶ月 ago
北客

一  ようやく許都に帰りついた曹操は帰還の軍隊を解くにあたって、傍らの諸将にいった。 「先頃、安象で大敵に待たれた時、見つけない一名の将が手勢百人たらずを率い、予の苦戦を援けていたが、さだめし我に仕官を望む者であろう。いずれの隊...

本文 草莽の巻 三国志
7ヶ月 ago
関羽千里行

一  時刻ごとに見廻りにくる巡邏の一隊であろう。  明け方、まだ白い残月がある頃、いつものように府城、官衙の辻々をめぐって、やがて大きな溝渠に沿い、内院の前までかかってくると、ふいに巡邏のひとりが大声でいった。 「ひどく早い...

孔明の巻 本文 三国志
7ヶ月 ago