冒頭 葛陂(かつは)とは、吉川英治『三国志』に出る地名で、堤がある水辺の地として示されます。黄巾の残党の賊将・何儀が敗走の途上、この「葛陂の堤」を伝って逃げる場面に現れます。 概要 作中では、賊将を追う戦闘の流れの中...
冒頭 黄邵(こうしょう)とは、後漢末の黄巾党の残党として各地に割拠した一群の頭目の一人で、吉川英治『三国志』では何儀と並ぶ「二頭目」として羊山を根拠に勢力を張った人物です。 生涯 曹操が陳国から汝南・潁川方面へ進み、...
冒頭 何儀(かぎ)とは、曹操の勢力圏で騒擾を起こした黄巾賊の残党側に属する賊将の一人です。吉川英治『三国志』では、賊軍の敗走局面で名が挙がり、追撃戦の中で捕縛される存在として描かれます。 生涯 作中では、賊将の黄邵・...
冒頭 黄巾の残党(こうきんのざんとう)とは、後漢末の黄巾賊が各地で討伐・瓦解したのちも、なお地方に散在して徒党を組み、蜂起や掠奪を続けた「余党」を指す呼称です。朝廷の統制が崩れ、地方で再び「黄巾賊の残党」が起つことが天下の危機...
一 穴を出ない虎は狩れない。 曹操は、あらゆる策をめぐらして、呂布へ挑んだが、 「もうその策には乗らない」と、彼は容易に、濮陽から出なかった。 そのくせ、前線と前線との、偵察兵や小部隊は日々夜々小ぜりあいをくり返し...