冒頭 治世の能臣、乱世の姦雄(ちせいののうしん、らんせいのかんゆう)とは、平時には有能な臣下として秩序に奉仕する一方、乱世には権謀をもって覇を競う存在となる、という人物評です。吉川英治『三国志』では、洛陽の名士・許子将が若き曹...
冒頭 北都尉(ほくとい)とは、後漢の都である洛陽に置かれた、宮城や禁中の警備・取締りにあたる武官職です。吉川英治『三国志』では、曹操が二十歳で初めて就いた官職として示され、任務は皇宮の警吏であると説明されています。 概要 ...
冒頭 騎都尉(きとい)とは、後漢を中心に用いられた武官の官職名で、都尉の一種として騎兵の指揮や宮廷・中央軍の軍務に関わる地位です。 概要 「都尉」は軍事・警備を担う中級の武官層を指し、その職掌が「騎」に関わるものが騎都尉と呼...
一 曹操はまだ若い人だ。にわかに、彼の存在は近ごろ大きなものとなったが、その年歯風采はなお、白面の一青年でしかない。 年二十で、初めて洛陽の北都尉に任じられてから、数年のうちにその才幹は認められ、朝廷の少壮武官に列して、禁中...