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呂虔

冒頭 呂虔(りょけん)とは、曹操の陣営に属する将で、戦場では弓矢の働きや部隊指揮、また軍議での進言を通じて登場する人物です。兗州方面の戦いで、敵将薛蘭を一箭で射落とし、曹操軍の攻勢を助けたことが語られます。 生涯 曹...

人物
約3時間 ago
愚兄と賢弟

一  出稼ぎの遠征軍は、風のままにうごく。蝗のように移動してゆく。  近頃、風のたよりに聞くと、曹操の古巣の兗州には、呂布の配下の薛蘭と李封という二将がたて籠っているが、軍紀はすこぶるみだれ兵隊は城下で掠奪や悪事ばかり働いている...

群星の巻 本文 三国志
7ヶ月 ago
健啖天下一

一  黄河をわたり、河北の野遠く、袁紹の使いは、曹操から莫大な兵糧軍需品を、蜿蜒数百頭の馬輛に積載して帰って行った。  やがて、曹操の返書も、使者の手から、袁紹の手にとどいた。  袁紹のよろこび方は絶大なものだった。それも道...

本文 草莽の巻 三国志
7ヶ月 ago
鉄鎖の陣

一  数日の後。  水軍の総大将毛玠、于禁のふたりが、曹操の前へ来て、謹んで告げた。 「江湾の兵船は、すべて五十艘六十艘とことごとく鎖をもって連ね、ご命令どおり連環の排列を成し終りましたれば、いつご戦端をおひらきあるとも、万...

本文 三国志 赤壁の巻
7ヶ月 ago
建艦総力

一  魏ではこのところ、ふたりの重臣を相次いで失った。大司馬曹仁と謀士賈詡の病死である。いずれも大きな国家的損失であった。 「呉が蜀と同盟を結びました」  折も折、侍中辛毘からこう聞かされたとき、皇帝曹丕は、 「まちがい...

出師の巻 本文 三国志
7ヶ月 ago
梅酸・夏の陣

一  年明けて、建安三年。  曹操もはや四十を幾つかこえ、威容人品ふたつながら備わって、覇気熱情も日頃は温雅典麗な貴人の風につつまれている。時には閑を愛して独り書を読み、詩作にふけり、終日、春闌の室を出ることもなかった。また或る...

本文 草莽の巻 三国志
7ヶ月 ago
奇計

一  そこを去って、蕭関の砦を後にすると、陳登は、暗夜に鞭をあげて、夜明け頃までにはまた、呂布の陣へ帰っていた。  待ちかねていた呂布は、 「どうだった? ……蕭関の様子は」と、すぐ糺した。  陳登はわざと眉を曇らして、...

本文 草莽の巻 三国志
7ヶ月 ago