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New Word孔明・三擒三放の事
一 孟獲は山城に帰ると、諸洞の蛮将を呼び集めて、 「きょうも孔明に会って来た。あいつは俺が縛られて行っても、俺を殺すことができないのだ。なぜかといえば、俺は不死身だからな。奴らの刃を咬み折り、奴らの陣所を蹴破って帰るぐらいな芸...
出師の巻
本文
三国志
輸血路
一 「大王が帰ってきた」 「大王は生きている」 と、伝え合うと、諸方にかくれていた敗軍の蛮将蛮卒は、たちまち蝟集して彼をとり巻いた。そして口々に、 「どうして蜀の陣中から無事に帰ってこられたので?」 と、怪訝顔し...
出師の巻
本文
三国志
心縛
一 「――そんな筈はないが?」 と孟獲は疑ったが、夜になると土人が、忙牙長の首を拾って届けてきた。 彼は、日夜離したことのない杯をほうり捨てた。 「やい。誰か行って、この仇を取ってこい。忙牙長に代って、馬岱の首を討っ...
出師の巻
本文
三国志
夾山
人名
三国志