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陳大夫

一  酒宴のうちに、曹操は、陳登の人間を量り、陳登は、曹操の心をさぐっていた。  陳登は、曹操にささやいた。 「呂布は元来、豺狼のような性質で、武勇こそ立ち優っていますが、真実の提携はできない人物です。――こういったら丞相は...

本文 草莽の巻 三国志
3 days ago
淯水は紅し

一  今朝、賈詡のところへ、そっと告げ口にきた部下があった。 「軍師。お聞きですか」 「曹操のことだろう」 「そうです」 「急に、閣を引払って、城外の寨へ移ったそうだな」 「そのことではありません」 「では、...

本文 草莽の巻 三国志
3 days ago
黄忠の矢

一  このところ髀肉の嘆にたえないのは張飛であった。常に錦甲を身に飾って、玄徳や孔明のそばに立ち、お行儀のよい並び大名としているには適しない彼であった。 「趙雲すら桂陽城を奪って、すでに一功を立てたのに、先輩たるそれがしに、欠伸...

本文 望蜀の巻 三国志
3 days ago
鸚鵡州

一  禰衡が江夏へ遊びに行っている間に、曹操の敵たる袁紹のほうからも、国使を差向けて、友好を求めてきた。  荊州は両国からひッぱり凧になったわけである。いずれを選ぶも劉表の胸ひとつにある。こうなると劉表は慾目に迷って、かえって大...

臣道の巻 本文 三国志
3 days ago
青梅、酒ヲ煮テ、英雄ヲ論ズ

一 「張飛。――欠伸か」 「ムム、関羽か。毎日、することもないからな」 「また、飲んだのだろう」 「いや、飲まん飲まん」 「夏が近いな、もう……」 「梅の実も大きくなってきた。しかし一体、うちの大将は、どうしたも...

臣道の巻 本文 三国志
3 days ago
欠伸

人名 三国志
9 days ago