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水火

一  魏軍の一部は、次の日も出撃を試みた。その日も若干の戦果を挙げた。  以来、機をうかがっては、出撃を敢行するたびに、諸将それぞれ功を獲た。その多くは、葫芦の口へ兵糧を運んでゆく蜀勢を襲撃したもので、糧米、輸車、そのほかの鹵獲...

五丈原の巻 本文 三国志
3 days ago
七盞燈

一  呉は、たちまち出て、たちまち退いた。呉の総退却は、呉の弱さではなく、呉の国策であったといってよい。  なぜならば、呉は、自国が積極的に戦争へ突入する意志をもともと持っていないのである。蜀をして魏の頸を咬ませ、魏をして蜀の喉...

五丈原の巻 本文 三国志
3 days ago
出師の表

一  馬謖は云った。 「なぜか、司馬懿仲達という者は、あの才略を抱いて、久しく魏に仕えながら、魏では重く用いられていません。彼が曹操に侍いて、その図書寮に勤めていたのは、弱冠二十歳前後のことだと聞いています。曹操、曹丕、曹叡、三...

出師の巻 本文 三国志
3 days ago
馬謖を斬る

一  長安に還ると、司馬懿は、帝曹叡にまみえて、直ちに奏した。 「隴西諸郡の敵はことごとく掃討しましたが、蜀の兵馬はなお漢中に留っています。必ずしもこれで魏の安泰が確保されたものとはいえません。故にもし臣をして、さらにそれを期せ...

五丈原の巻 本文 三国志
3 days ago
木牛流馬

一 「それがしは、魏の部将鄭文という者です。丞相に謁してお願いしたいことがある」  ある日、蜀の陣へ来て、こういう者があった。  孔明が対面して、 「何事か」  と、質すと、鄭文は拝伏して、 「降参を容れていただ...

五丈原の巻 本文 三国志
3 days ago
美丈夫姜維

一  それよりも前に、天水郡の太守馬遵は、宿将重臣を集めて、隣郡の救援について、議するところがあった。  主記の梁虔がその時云った。 「夏侯駙馬は、魏の金枝玉葉。すぐ隣にありながら、南安の危急を救わなかったとあれば、後に必ず...

五丈原の巻 本文 三国志
3 days ago
高楼弾琴

一  魏の大陣容はととのった。  辛毘、あざなは佐治、これは潁州陽翟の生れ、大才の聞え夙にたかく、いまや魏主曹叡の軍師として、つねに帝座まぢかく奉侍している。  孫礼、字は徳達は、護軍の大将として早くより戦場にある曹真の大軍...

五丈原の巻 本文 三国志
3 days ago
高翔

人名 三国志
9 days ago