仲康

冒頭
仲康(ちゅうこう)とは、魏の武将・許褚(きょちょ)の字(あざな)です。許褚譙県(しょうけん)の生まれで、曹操に素性を問われた際みずから「許褚、字は仲康」と名のりました。
 
生涯
郷里で賊害が深刻化すると、一族や村の老幼を率いて山に砦を構え、賊に対抗する自衛集団の中心となりました。砦では礫を蓄えて投げて防ぎ、自身の投礫が百発百中で賊を近づけなかったこと、米の欠乏時に牛を用いて賊と交易を図ったことなどを語っています。
その後、曹操の軍に捕えられたのち、曹操許褚の力量を見込み縄目を解いて遇し、幕下に加える意を示しました。
 
人物像
戦場では、曹操の指示を受けて敵将を斬り、さらに逃れる敵の首をねじ切って戻るなど、剛力と実行の速さを示します。戦功を挙げたのちも、本人は過度に誇示せず、曹操に賞されて赤面し身を引く様子が描かれます。
 
関係人物
曹操とは、捕縛を機に取り立てられて以後、前線で命を受けて働く関係として示されます。曹操許褚を古人の樊噲になぞらえて賞し、近臣的に扱います。
 
有名なエピソード
賊害に対して砦を築き、礫を投じて防いだこと、糧確保のため賊との交易を試みたことなど、地方の乱れの中で自衛を担った経緯が、許褚(仲康)自身の説明として語られます。
 
史実との違い
吉川三国志では、許褚が砦で投礫によって賊を防いだ来歴を自述する形で詳述されますが、史実の許褚像は主として曹操の近侍・護衛武将としての活動が中心に伝えられます。
「仲康」の基本情報
総登場回数
1回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
群星の巻
最も活躍した巻
群星の巻 (1回登場)
「仲康」登場回数
合計: 1回
0 0 0 0 1 0 桃園の巻 1 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前