元紹とは？ | 三国志の用語解説

「元紹」の基本情報

総登場回数

17回

活動期間

1巻にわたって登場

初回登場

孔明の巻

最終登場

孔明の巻

最も活躍した巻

孔明の巻（17回登場）

「元紹」登場回数

合計: 17回

最高: 17回 | 平均: 1.7回

「元紹」が登場する場面

3件

のら息子

　ひとつの峠へきた時である。百人ばかりの手下をつれた山賊の大将が、馬上から、。「おれは黄巾の残党、大方裴元紹というものだ。この山中を無事に越えたいと思うなら、その赤兎馬をくれてゆけ」。　と、道のまん中をふさいで名乗った。

孔明の巻本文三国志

兄弟再会

「いま、この一つの古城は、われわれ家なき義兄弟にとっては、重要な拠点だから君は断じてここを動いてはいかん」と、遂に孫乾を案内とし、わずかの従者をつれて、関羽は遠く河北まで、玄徳をさがしに立った。　その途中、臥牛山の麓までくると、彼は周倉を呼んで、。「いつぞや、ここで別れた裴元紹のところへ、使いに参ってくれい」。　と、一言を託した。二。

孔明の巻本文三国志

古城窟

いま将軍を仰ぐこと、井の底から天日を仰ぐにも似ております。この一筋のご縁を切られたら、ふたたび明らかな人道に生きかえるときが、あるや否やおぼつかなく思われます。……もし大勢の手下どもを引き具してゆくことが、世上にはばかられての御意なれば、手下の者は、しばらく裴元紹にあずけ、この身ひとつ、馬の口輪をとらせて、おつれ願いとう存じまする」。　関羽は、彼の誠意にうごかされて、ふたたび車の内へ伺った。「あわれな者、かなえてつかわすがよい」。

孔明の巻本文三国志

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