武衛とは？ | 三国志の用語解説

総登場回数

2回

活動期間

2巻にわたって登場

初回登場

群星の巻

最終登場

出師の巻

最も活躍した巻

群星の巻（1回登場）

合計: 2回

最高: 1回 | 平均: 0.2回

2件

僕はまだまだ黄口の若年ですが、こんな時こそ、日頃の机上の兵学を、この敵愾心と誠忠の心を以て、君に酬わんと思う者であります。どうか小生をまっ先に派遣してください」。　誰かと見れば、孫権の甥にあたる武衛都尉の孫桓だった。年歯わずか二十五歳の青年である。「おお、わが甥か」。

　この暁。　洛陽の丞相府は、なんとなく、色めき立っていた。　次々と着いてくる早馬は、武衛門の楊柳に、何頭となくつながれて、心ありげに、いななきぬいていた。「丞相、お目をさまして下さい」。　李儒は、顔色をかえて、董卓の寝殿の境をたたいていた。