河中

人名三国志

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「河中」の基本情報

総登場回数

6回

活動期間

4巻にわたって登場

初回登場

群星の巻

最終登場

図南の巻

最も活躍した巻

赤壁の巻（2回登場）

「河中」登場回数

合計: 6回

最高: 2回 | 平均: 0.6回

「河中」が登場する場面

5件

亡流

　そこで関羽は、糜竺、簡雍などと協力して、この膨大なる大家族を、次々に舟へ盛り上げては対岸へ渡した。　玄徳も、舟に移って、渡江しにかかったが、折もあれ、この方面へ襲せてきた曹軍の一手――約五万の兵が、馬けむりをあげて樊城城外から追いかけてきた。「すわや、敵が」と聞くなり岸に群れ惑う者、舟の中に哭きさけぶ者、あやまって河中に墜ちいる者など、男女老幼の悲鳴は、水に谺して、思わず耳をおおうばかりだった。「あわれや、無辜の民ぐさ達、我あらばこそ、このような禍いをかける。――我さえなければ」。

本文三国志赤壁の巻

烽火台

　として、彼は、襄陽滞陣中に、充分英気を養った士卒をして、襄江の渡河を決行させた。　もちろんこの間に、船筏の用意そのほか、充分な用意はしてある。――当然、この渡河中には、手具脛ひいている敵の猛烈な強襲があるものと覚悟して。　ところが、大軍は難なく、舟航をすすめ、何の抵抗もうけず、続々、対岸へ上陸してしまった。　ここでも、樊城の魏軍は、その内部的な不一致を、暴露している。

本文三国志遠南の巻

白馬将軍

　たちまち、飛箭は、敵の陣へ降りそそいだ。　時分はよしと、東岸の兵は、厳綱を真っ先にして、橋をこえ、敵の先陣、麹義の備えへどっと当って行った。　鳴りをしずめていた麹義は、合図ののろしを打揚げて、顔良、文醜の両翼と力をあわせ、たちまち、彼を包囲して大将厳綱を斬って落し、その「帥」の字の旗を奪って、河中へ投げこんでしまった。　公孫瓚は、焦心だって、。「退くなっ」。

群星の巻本文三国志

遼来々

　隊長の、凌統も、二度目に引返してきたときは、すでに部下の大半以上討たれていたので、その苦戦ぶりは言語に絶し、ついに全身数ヵ所の鑓瘡を負い、満身朱にまみれて、よろよろと、小師橋附近までのがれて来た。　もう彼には、馬に鞭を加えて、そこを一跳びに越すような気力などがとうていなかったし、流れ入る血しおに、眼もかすんで、河も水も見えないような姿だった。　河中の舟から孫権が、その姿を見つけた。孫権は舟べりを叩いて、。「あれ助けよ。

本文三国志遠南の巻

霹靂車

」。　当然、袁紹の作戦は次の行動を開始していた。夜な夜な河中の逆茂木を伐りのぞき、やがて味方の掩護射撃のもとに敵前上陸へかかろうものと機をうかがっていた。　曹操も、内心、恐れを覚えてきたらしい。「官渡の守りも、この流れあればこそだが。

孔明の巻本文三国志

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