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大江の魚

一  大河は大陸の動脈である。  支那大陸を生かしている二つの大動脈は、いうまでもなく、北方の黄河と、南方の揚子江とである。  呉は、大江の流れに沿うて、「江東の地」と称われている。  ここに、呉の長沙の太守孫堅の遺子孫...

本文 草莽の巻 三国志
8ヶ月 ago
増長冠

一  下邳は徐州から東方の山地で、寄手第六軍の大将韓暹は、ここから徐州へ通じる道を抑え、司令部を山中の嘯松寺において、総攻撃の日を待っている。  もちろん、街道の交通は止まっている。野にも部落にも兵が満ちていた。  ――けれ...

本文 草莽の巻 三国志
8ヶ月 ago
建艦総力

一  魏ではこのところ、ふたりの重臣を相次いで失った。大司馬曹仁と謀士賈詡の病死である。いずれも大きな国家的損失であった。 「呉が蜀と同盟を結びました」  折も折、侍中辛毘からこう聞かされたとき、皇帝曹丕は、 「まちがい...

出師の巻 本文 三国志
8ヶ月 ago
梅酸・夏の陣

一  年明けて、建安三年。  曹操もはや四十を幾つかこえ、威容人品ふたつながら備わって、覇気熱情も日頃は温雅典麗な貴人の風につつまれている。時には閑を愛して独り書を読み、詩作にふけり、終日、春闌の室を出ることもなかった。また或る...

本文 草莽の巻 三国志
8ヶ月 ago
花嫁

一 「このまま踏み止まっていたら、玄徳はさておいて、呂布が、違約の敵と名乗って、総勢で攻めてくるにちがいない」  紀霊は、呂布を恐れた。  何だか呂布に一ぱい喰わされた気もするが、彼の太い神経には、まったく圧服されてしまった...

本文 草莽の巻 三国志
8ヶ月 ago
雷怯子

一  雨やどりの間の雑談にすぎないので巧みに答えをかわされたが、曹操は、腹も立てられなかった。  玄徳は、すこし先に歩いていたが、よいほどな所で、彼を待ち迎えて、 「まだ降りそうな雲ですが」 「雨もまた趣があっていい。雨...

臣道の巻 本文 三国志
8ヶ月 ago
奇計

一  そこを去って、蕭関の砦を後にすると、陳登は、暗夜に鞭をあげて、夜明け頃までにはまた、呂布の陣へ帰っていた。  待ちかねていた呂布は、 「どうだった? ……蕭関の様子は」と、すぐ糺した。  陳登はわざと眉を曇らして、...

本文 草莽の巻 三国志
8ヶ月 ago
煩悩攻防戦

一  呂布は、櫓に現れて、 「われを呼ぶは何者か」と、わざと云った。  泗水の流れを隔てて、曹操の声は水にこだまして聞えてきた。 「君を呼ぶ者は君の好き敵である許都の丞相曹操だ。――しかし、君と我と、本来なんの仇があろう...

臣道の巻 本文 三国志
8ヶ月 ago
北客

一  ようやく許都に帰りついた曹操は帰還の軍隊を解くにあたって、傍らの諸将にいった。 「先頃、安象で大敵に待たれた時、見つけない一名の将が手勢百人たらずを率い、予の苦戦を援けていたが、さだめし我に仕官を望む者であろう。いずれの隊...

本文 草莽の巻 三国志
8ヶ月 ago
淮南

地名 三国志
8ヶ月 ago