冒頭 始皇帝(しこうてい)とは、戦国時代の秦王政(のちの皇帝)が中国を統一して称した初代皇帝で、吉川英治『三国志』では主に伝国の玉璽の由来や、日時計の起源を説明する際の基点として現れます。 生涯 秦の王として諸国を滅...
冒頭 洞庭湖(どうていこ)とは、中国中南部にある大湖で、古くから南方の水運と伝承の舞台として語られてきた湖です。 概要 吉川英治『三国志』では、洞庭湖は秦の始皇帝の故事と結びつく地名として現れ、天下の正統を示す宝物で...
一 ――一方。 洛陽の焦土に残った諸侯たちの動静はどうかというに。 ここはまだ濛々と余燼のけむりに満ちている。 七日七夜も焼けつづけたが、なお大地は冷めなかった。 諸侯の兵は、思い思いに陣取って消火に努めて...