冒頭 淮南軍(わいなんぐん)とは、淮南を根拠地とした袁術の配下兵力、および袁術政権の軍勢を指す呼称です。吉川英治『三国志』では、淮南の中心都市・寿春に拠って自立した袁術の軍事力として扱われます。 概要 淮南は淮河流域...
冒頭 陳闌(ちんらん)とは、淮南の袁術政権に属した武将で、袁術の配下として軍議に列し、のちに袁術を見限って離反した人物です。 生涯 袁術が勢力を拡大していた時期、陳闌は雷薄らと並ぶ「歴々」の将として名を連ね、孫策から...
冒頭 雷薄(らいはく)とは、淮南を根拠とした袁術の配下として登場する武将で、袁術政権の動揺と瓦解の過程に関わる人物です。 生涯 袁術が孫策から伝国の玉璽返還を迫られた際、雷薄は紀霊・橋甤・陳闌らと並ぶ「歴々」の将とし...
冒頭 橋甤(きょうずい)とは、淮南を根拠とした袁術配下の武将で、袁術政権の諸将の一人として軍議に列し、対外戦の前線を担った人物です。 生涯 袁術が孫策から伝国の玉璽返還を求められた際、橋甤は紀霊・雷薄・陳闌らとともに...
冒頭 長勲(ちょうくん)とは、淮南の群雄・袁術の配下に列する将で、作中では軍議の場で「都督 長勲」として名が挙がる人物です。 生涯 袁術が孫策から伝国の玉璽返還を求められた際、袁術の幕下の将として会議に列し、紀霊・橋...
冒頭 楊大将(ようたいしょう)とは、袁術(えんじゅつ)配下で「長史」として政務・軍議に参与する人物で、袁術陣営の諸将の一人として意見具申を行う参謀格です。 生涯 作中では袁術が寿春(じゅしゅん)に拠って皇帝を称した後...
一 酒宴のうちに、曹操は、陳登の人間を量り、陳登は、曹操の心をさぐっていた。 陳登は、曹操にささやいた。 「呂布は元来、豺狼のような性質で、武勇こそ立ち優っていますが、真実の提携はできない人物です。――こういったら丞相は...
一 かねて董承に一味して、義盟に名をつらねていた西涼の太守馬騰も、玄徳が都を脱出してしまったので、 「前途はなお遼遠――」 と見たか、本国に胡族の襲来があればと触れて、にわかに、西涼へさして帰った。 時しも建安四年...
一 江南江東八十一州は、今や、時代の人、孫策の治めるところとなった。兵は強く、地味は肥沃、文化は溌剌と清新を呈してきて、 小覇王孫郎 の位置は、確固たるものになった。 諸将を分けて、各地の要害を守らせる一方、ひろ...
一 下邳は徐州から東方の山地で、寄手第六軍の大将韓暹は、ここから徐州へ通じる道を抑え、司令部を山中の嘯松寺において、総攻撃の日を待っている。 もちろん、街道の交通は止まっている。野にも部落にも兵が満ちていた。 ――けれ...