陳闌

冒頭
陳闌(ちんらん)とは、淮南袁術政権に属した武将で、袁術の配下として軍議に列し、のちに袁術を見限って離反した人物です。
 
生涯
袁術が勢力を拡大していた時期、陳闌は雷薄らと並ぶ「歴々」の将として名を連ね、孫策からの伝国の玉璽返還要求に対する袁術の諮問に出席しています。
袁術徐州攻略では七手に分かれた攻勢の一角を担い、「碣へ」向かう別働軍を率いたとされています。
その後、袁術が暴政と国政の行き詰まりに陥ると、陳闌は雷薄らとともに将来を憂えて嵩山へ身を隠し、袁術陣営から離脱します。 さらに袁術が敗走・移動する途中、陳闌ら離反者は兵糧財宝や婦女子まで襲って奪掠し、袁術を動揺させました。
 
人物像
袁術配下の将として重きをなす一方、政権の先行きを見て早期に離脱し、のちには旧主を襲う側に回るなど、離合集散の激しい群雄割拠期の武人的性格が強く描かれます。
 
関係人物
袁術の軍中で雷薄と並び称され、袁術からの離反・潜伏も雷薄と同道します。 また袁術の軍議では紀霊橋甤らと同席する立場にあります。
 
有名なエピソード
袁術の敗走時、戦闘のさなかに背後から中軍を襲い、兵糧財宝や婦女子を車ごと奪う行動が、離反の決定的な場面として示されます。
 
史実との違い
史料や演義では名を陳蘭と表記することが多いのに対し、吉川三国志では陳闌として登場し、袁術配下からの離反と略奪行動が要点としてまとめられています。
「陳闌」の基本情報
総登場回数
4回
活動期間
2巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
臣道の巻
最も活躍した巻
草莽の巻 (2回登場)
「陳闌」登場回数
合計: 4回
0 0 1 1 2 0 桃園の巻 0 群星の巻 2 草莽の巻 2 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前