鹵簿(ろぼ)とは 鹵簿とは、天子や高官が外出する際に従う儀仗(ぎじょう)・行列のことを指す。旗や車、楽器、護衛兵などが整然と並び、威儀を示す制度的な行列である。 語の由来 「鹵」は古代の城門を意味し、「簿」は名簿・帳...
一 何進の幕将で中軍の校尉袁紹は、何進の首を抱いて、 「おのれ」と、青鎖門を睨んだ。 同じ何進の部下、呉匡も、 「おぼえていろ」と、怒髪を逆だて、宮門に火を放つと五百の精兵を駆って、なだれこんだ。 「十常侍をみな...