元化
冒頭
元化(げんか)とは、国家が定めて年を数えるための年号を指す語として扱われるものです。吉川英治『三国志』では、蜀の北伐が進む時期を示す叙述の中で、魏が「その国の大化元年」に当たるとされ、国政・軍議の時間的な座標として用いられています。
概要
年号は、皇帝の治世を象徴し、詔によって改められた改元を起点に「○○元年」「○○二年」のように年を呼ぶ制度です。作中の「大化元年」という表現は、魏帝曹叡の時代における年次を示し、曹真を国防の総司令に推す国議が行われる局面の背景説明に組み込まれています。
意味
「元年」はその年号の最初の年をいい、政権の新方針や体制の刷新を示す合図としても理解されます。小説内では、戦況の推移と並行して、魏が国家としてどの時点にあるかを読者に明確にする役割を担います。
史実との違い
「元化」の基本情報
総登場回数
2回
活動期間
2巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
出師の巻
最も活躍した巻
草莽の巻
(1回登場)