兪渉

兪渉(ゆしょう)とは、袁紹の寵将として名が挙がる勇将で、反董卓連合の戦いで華雄に挑み、六、七合のうちに斬られたと描かれる人物である。袁紹配下の中でも武勇の誉れ高き将として紹介されるが、その初陣同然の見せ場で落命し、連合軍本陣をいっそう動揺させる役回りを担う 。
 
吉川英治三国志での扱いと、史実と違う点
吉川英治の筆では、兪渉は「名高い勇将が瞬時に倒れる」劇的な配置により、連合軍の動揺と華雄の強さを際立たせるための要となっている。そのため人物像の背景や経歴は最小限にとどめられ、物語上の効果を優先した描き方がなされていると言える(兪渉戦死の即時報が満堂の諸侯を震え上がらせる描写など) 。
「兪渉」の基本情報
総登場回数
3回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
群星の巻
最も活躍した巻
群星の巻 (3回登場)
「兪渉」登場回数
合計: 3回
0 0 1 2 3 0 桃園の巻 3 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 28日前