寿筵 用語 寿筵(じゅえん)とは 長寿や誕生日を祝う宴会のことを意味する言葉。「寿」は長寿や祝い、「筵」は宴席を指す。合わせて「寿筵」となり、「長寿を祝う宴」「誕辰の祝いの席」を表す雅語である。 意味 高齢を迎えた人物や、節目となる年齢に達した人物を祝うために開かれる宴。単なる飲食の場ではなく、敬意と祝福を込めて催される公式的な儀礼の意味合いもある。 使い方の例 ・「大臣の七十寿を祝して寿筵が設けられた」 ・「寿筵に集い、家族一同で祝う」 三国志での文脈 吉川英治『三国志』のような作品では、宮廷や名士の場面で「寿筵」という表現が用いられることがある。これは単なる宴ではなく「敬老や祝賀の式」としての性格を持ち、場面に格式を与える役割を果たす。 「寿筵」登場回数 合計: 1回 0 0 0 0 1 1 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻 「寿筵」が登場する場面 1件 春園走獣 「されば、自分の福寿も、今日の有様では、祝う気持にもなれんのじゃ。――不肖、前朝以来、三公の一座を占め、政にあずかりなから、董卓の勢いはどうすることもできんのじゃ。耳に万民の怨嗟を聞き、眼に漢室の衰亡を見ながら、なんでわが寿筵に酔えようか」 。 といって、指で瞼を拭った。 聞くと一座の者も皆、 。 本文 桃園の巻 三国志 「寿筵」を全て検索