拱手傍観
拱手傍観(きょうしゅぼうかん)とは
拱手傍観とは、手を胸の前で組んで何もせずにただ見ていること、つまり「傍らで腕をこまねいて見ている」ことを意味する四字熟語である。傍観して積極的に行動しない態度を批判的に表す場合に使われる。
語の成り立ち
「拱手」とは、腕を胸の前で合わせる仕草を指し、古代中国では敬礼の動作でもあったが、同時に「何もせずに手を束ねる」意味にもなった。
「傍観」とは、横から見ていること。
合わせて「拱手傍観」とは「手をこまねいてただ見ている」という意味になる。