旱苗に雨を見る
旱苗に雨を見る(かんびょうにあめをみる)とは
干ばつに苦しむ苗が、恵みの雨に出会うことをいう古い言い回し。
意味
切実に待ち望んでいたものが、ようやく訪れることのたとえ。特に困窮や危機にあるときに援助や好機が与えられることを指す。
使い方の例
・「援軍の到着は、まさに旱苗に雨を見る思いだった」
・「彼女の一言は、悩み続けていた私にとって旱苗に雨を見るようだった」
三国志での文脈
兵糧や援軍が到着したとき、または危機に現れた救世主を称える比喩として使われる表現。戦乱の世ではこのような古典的な言い回しが、喜びや安堵の気持ちを強く伝えるために用いられる。