涼州
No content available.
「涼州」登場回数
合計: 15回「涼州」が登場する場面
7件不倶戴天
いま馬超を語らうことは至極たやすく、しかも馬超ひとりを動かせば、曹操以下三十万の精兵も魏一国に金縛りにしてしまうことができましょう」。二。 西涼州の馬超は、ある夜、ふしぎな夢をみた。「吉夢だろうか。凶夢だろうか」 。
兵学談義
左の手を斬り落された韓遂を西涼侯に封じ、また彼と共に降参した楊秋、侯選なども、列侯に加えて、それには、 。「渭水の口を守れ」と、命じた。 ときに元、涼州の参軍で、楊阜という者、すすんで彼にこう意見をのべた。「馬超の勇は、いにしえの韓信、英布にも劣らないものです。今日、彼を討ち洩らしてのお引揚げは、山火事を消しに行って、また山中に火だねを残して去るようなもので、危険この上もありません」 。
出師の表
孔明は静かな眸で語る者の面を見ていた。馬謖はこう前提してから自分の心にある一計を孔明に献じた。「――いや、司馬懿は自ら封を請うて西涼州へ着任しました。明らかに、彼の心には、魏の中央から身を避けたいものがあるのでしょう。当然、魏の重臣どもは、司馬懿の行動を気味悪く思って、狐疑していることも確かです。
天颷
郿塢には、郭汜、張済、李傕などの大将が一万余の兵を擁して、留守を護っていたが、 。「董太師には、禁廷において、無残な最期を遂げられた」 。 との飛報を聞くと、愕然、騒ぎだして、都の討手が着かないうちに、総勢、涼州方面へ落ちてしまった。 呂布は、第一番に、郿塢の城中へ乗込んだ。 彼は、何者にも目をくれなかった。
天颷_一
郿塢には、郭汜、張済、李傕などの大将が一万余の兵を擁して、留守を護っていたが、 。「董太師には、禁廷において、無残な最期を遂げられた」 。 との飛報を聞くと、愕然、騒ぎだして、都の討手が着かないうちに、総勢、涼州方面へ落ちてしまった。 呂布は、第一番に、郿塢の城中へ乗込んだ。 彼は、何者にも目をくれなかった。
蜀人・張松
閻圃の説こそ、大計というものである」 。 と云いながら前へ進んで、彼の献策をさらに裏書して、こう大言した。「先ごろ来、西涼の馬超が破れたことから、領内混乱に陥り、西涼州の百姓たちの逃散して、漢中に移り来るもの、すでに数万戸にのぼると聞く。――加うるに、従来、漢川の民、戸数十万に余り、財ゆたかに糧はみち足り、四山谿流、道は嶮岨にして、一夫これを守れば万卒も通るを得ず、と古来からいわれておる。もしこれに蜀を加えて、統治を施し、よく武甲と仁政を以て固め、上に帝王を定むるならば、これこそ千年の基業...
西部第二戦線
しかも電撃戦を以て、一挙に決し去らぬことには、総軍の不利いうまでもない。 それには、この若手こそ屈強だが、二人とも西部地方の地理は不案内である。で、孔明は、西涼州出身の馬岱をこれに添えて、五万の兵を分ち、明日ともいわず出発させた。驟雨の低雲が曠野を馳せてゆくように、援軍は西進してたちまち、羗軍の大部隊と相対した。「羗軍は驚くべき装備をもっている。