白面

白面(はくめん)とは
古語・文語的な表現で、「顔の色が白いこと」「若く血色に乏しいこと」を指す。転じて「未熟な若者」「経験の浅い人物」を表す言葉としても使われる。
 
意味
・本来の意味:顔が白い、または白粉を塗ったような顔色。
・比喩的意味:年若く未熟な人物。
・否定的に使う場合:「白面書生」=学問はあっても世事に疎い若者、という表現になる。
 
使い方の例
・「白面の少年ながら大志を抱く」
・「白面書生の議論では乱世は治められぬ」
 
三国志での文脈
吉川英治三国志』などでは、若々しい将や官僚を形容する言葉として登場する。単なる外見の描写であると同時に、「まだ世の荒波を経験していない未熟さ」を含意して使われることが多い。
「白面」登場回数
合計: 12回
0 0 1 2 3 3 桃園の巻 3 群星の巻 0 草莽の巻 3 臣道の巻 2 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 1 五丈原の巻
最終更新日: 約1ヶ月前