陳留

冒頭
陳留(ちんりゅう)とは、後漢末から三国時代にかけて河南(現在の河南省開封の東南)に位置づけられる地域名で、政治的にも軍事的にも要地として扱われる土地です。
 
概要
平野部に沃土が広がる穀倉地帯として語られ、人口と物資を背景に兵站を支えうる地域とされます。
 
歴史
董卓討伐の諸軍が挙兵・集結する場の一つとして陳留が現れ、諸侯連合の編成の中で「陳留の太守張邈が一鎮を率いる形で位置づけられます。
また、兗州をめぐる攻防の前段で、呂布が漂泊ののち陳留の張邈を頼って足場とした経緯が示され、各勢力の離合集散の結節点となります。
 
関連人物
曹操は父の曹嵩が陳留に住むとされ、曹操が挙兵を決する局面で「河南の陳留」へ帰着するなど、曹氏の家庭的基盤の所在地としても用いられます。
陳宮曹操と袂を分かった後、陶謙への復命を避けて「陳留の太守張邈のもとへ走ったとされ、張邈勢力が人材の受け皿となる様子がうかがえます。
 
吉川三国志での扱いと史実や演義との違いとしては、陳留を開封東南に比定する地理認識や太守張邈の所在などは大筋で通用する一方、沃土・文化気風などの地域性の説明は物語上の強調を含みえます。
「陳留」登場回数
合計: 36回
0 6 13 20 27 27 桃園の巻 9 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前