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曹軍

冒頭 曹軍(そうぐん)とは、曹操を総帥とする軍勢、または曹氏政権の軍隊を指す呼称です。作中では、戦場での陣営区分として「曹軍」と呼ばれ、対する袁紹方などと並べて用いられます。 概要 曹軍は、曹操の配下の将兵から成る武...

用語
約3時間 ago
方術

冒頭 方術(ほうじゅつ)とは、古代中国で、祈祷・呪術・道術・仙術・医術などの術法や、その担い手の技芸を広く指す語です。 概要 吉川英治『三国志』では、方術は一方で張角が得た太平要術のような宗教的・呪術的な術法と結びつ...

用語
約10時間 ago
愚兄と賢弟

一  出稼ぎの遠征軍は、風のままにうごく。蝗のように移動してゆく。  近頃、風のたよりに聞くと、曹操の古巣の兗州には、呂布の配下の薛蘭と李封という二将がたて籠っているが、軍紀はすこぶるみだれ兵隊は城下で掠奪や悪事ばかり働いている...

群星の巻 本文 三国志
7ヶ月 ago
仲秋荒天

一 「袁術先生、予のてがみを読んで、どんな顔をしたろう」  淮南の使いを追い返したあとで、孫策はひとりおかしがっていた。  しかし、また一方、 「かならず怒り立って、攻め襲うて来るにちがいない」  とも思われたので、...

本文 草莽の巻 三国志
7ヶ月 ago
黒風白雨

一  今は施すすべもない。なにをかえりみているいとまもない。業火と叫喚と。  そして味方の混乱が、否応もなく、玄徳を城の西門から押し出していた。  火の粉と共に、われがちに、逃げ散る兵の眼には、主君の姿も見えないらしい。 ...

本文 草莽の巻 三国志
7ヶ月 ago
長坂橋

一  この日、曹操は景山の上から、軍の情勢をながめていたが、ふいに指さして、 「曹洪、曹洪。あれは誰だ。まるで無人の境を行くように、わが陣地を駆け破って通る不敵者は?」  と、早口に訊ねた。  曹洪を始め、そのほか群将も...

本文 三国志 赤壁の巻
7ヶ月 ago
自壊闘争

一  玄徳が、その一族と共に、劉表を頼って、荊州へ赴いたのは、建安六年の秋九月であった。  劉表は郭外三十里まで出迎え、互いに疎遠の情をのべてから、 「この後は、長く唇歯の好誼をふかめ、共々、漢室の宗親たる範を天下に垂れん」...

孔明の巻 本文 三国志
7ヶ月 ago
報恩一隻手

一  顔良の疾駆するところ、草木もみな朱に伏した。  曹軍数万騎、猛者も多いが、ひとりとして当り得る者がない。 「見よ、見よ。すでに顔良一人のために、あのさまぞ。――だれか討ち取るものはいないか」  曹操は、本陣の高所に...

臣道の巻 本文 三国志
7ヶ月 ago
敵中作敵

一  韓遂の幕舎へ、ふいに、曹操の使いが来た。 「はて。何か?」  使いのもたらした書面をひらいてみると曹操の直筆にちがいなく、こうしたためてある。 君ト予トハ元ヨリ仇デハナク、君ノ厳父ハ、予ノ先輩デアリ、長ジテハ、君ト知...

本文 望蜀の巻 三国志
7ヶ月 ago
新野を捨てて

一  百万の軍旅は、いま河南の宛城(南陽)まで来て、近県の糧米や軍需品を徴発し、いよいよ進撃に移るべく、再整備をしていた。  そこへ、荊州から降参の使いとして、宋忠の一行が着いた。  宋忠は、宛城の中で、曹操に謁して、降参の...

本文 三国志 赤壁の巻
7ヶ月 ago
殺地の客

一  孔明の使命はまず成功したといってよい。呉の出師は思いどおり実現された。孔明はあらためて孫権に暇を告げ、その日、すこし遅れて一艘の軍船に身を託していた。  同舟の人々は、みな前線におもむく将士である。中に、程普、魯粛の二将も...

本文 三国志 赤壁の巻
7ヶ月 ago
降参船

一 「この大機会を逸してどうしましょうぞ」  という魯粛の諫めに励まされて、周瑜もにわかにふるい起ち、 「まず、甘寧を呼べ」と令し、営中の参謀部は、俄然、活気を呈した。 「甘寧にござりますが」 「おお、来たか」 ...

本文 望蜀の巻 三国志
7ヶ月 ago
兵学談義

一  戒めなければならないのは味方同士の猜疑である。味方の中に知らず知らず敵を作ってしまう心なき業である。  が、その反間苦肉をほどこした曹操のほうからみれば、いまや彼の軍は、西涼の馬超軍に対して、完全なる、  敵中作敵 ...

本文 望蜀の巻 三国志
7ヶ月 ago
大号令

一  柴桑城の大堂には、暁天、早くも文武の諸将が整列して、呉主孫権の出座を迎えていた。  夜来、幾度か早馬があって、鄱陽湖の周瑜は、未明に自邸を立ち、早朝登城して、今日の大評議に臨むであろうと、前触れがきているからである。 ...

本文 三国志 赤壁の巻
7ヶ月 ago
白羽扇

一  荊州、襄陽、南郡三ヵ所の城を一挙に収めて、一躍、持たぬ国から持てる国へと、その面目を一新しかけてきた機運を迎えて、玄徳は、 「ここでよい気になってはならぬ――」と、大いに自分を慎んだ。 「亮先生」 「何ですか」 ...

本文 望蜀の巻 三国志
7ヶ月 ago
邯鄲

一  冬十月の風とともに、 「曹操来る。曹軍来る」の声は、西平のほうから枯野を掃いて聞えてきた。  袁尚は愕いて、にわかに平原の囲みをとき、木の葉の如く鄴城へ退却しだした。  袁譚は城を出て、その後備えを追撃した。そして...

孔明の巻 本文 三国志
7ヶ月 ago
渭水を挟んで

一  曹操の本軍と、西涼の大兵とは、次の日、潼関の東方で、堂々対戦した。  曹軍は、三軍団にわかれ、曹操はその中央にあった。  彼が馬をすすめると、右翼の夏侯淵、左翼の曹仁は、共に早鉦を打ち鼓を鳴らして、その威風にさらに気勢...

本文 望蜀の巻 三国志
7ヶ月 ago
馬超と張飛

一  彗星のごとく現われて彗星のようにかき失せた馬超は、そも、どこへ落ちて行ったろうか。  ともあれ、隴西の州郡は、ほっとしてもとの治安をとりもどした。  夏侯淵は、その治安の任を、姜叙に託すとともに、 「君はこのたびの...

本文 三国志 遠南の巻
7ヶ月 ago
母子草

一  于禁は四日目に帰ってきた。  そのあいだ曹操は落着かない容子に見えた。しきりに結果を待ちわびていたらしい。 「ただいま立ち帰りました。遠く追いついて、蔡夫人、劉琮ともに、かくの如く、首にして参りました」  于禁の報...

本文 三国志 赤壁の巻
7ヶ月 ago
群英の会

一  敗戦の責任を問われるものと察して、蔡瑁、張允の二人は、はや顔色もなかった。  恟々として、曹操の前へすすみ、かつ百拝して、このたびの不覚を陳謝した。  曹操は、厳として云った。 「過ぎ去った愚痴を聞いたり、また過去...

本文 三国志 赤壁の巻
7ヶ月 ago
上・中・下

一  葭萌関は四川と陝西の境にあって、ここは今、漢中の張魯軍と、蜀に代って蜀を守る玄徳の軍とが、対峙していた。  攻めるも難、防ぐも難。  両軍は悪戦苦闘のままたがいに譲らず、はや幾月かを過していた。 「曹操が呉へ攻め下...

本文 三国志 遠南の巻
7ヶ月 ago
漢中併呑

一 (――急に、魏公が、あなたと夏侯惇のおふたりに内々密議を諮りたいとのお旨である。すぐ府堂までお越しありたい)  賈詡からこういう手紙が来た。使いをうけたのは、曹操の一族、曹仁である。 「なんだろう?」  曹仁は、洛中...

本文 三国志 遠南の巻
7ヶ月 ago
舌戦

一  長江千里、夜が明けても日が暮れても、江岸の風景は何の変化もない。水は黄色く、ただ滔々淙々と舷を洗う音のみ耳につく。  船は夜昼なく、呉の北端、柴桑郡をさして下っている。――その途中、魯粛はひそかにこう考えた。 「痩せて...

本文 三国志 赤壁の巻
7ヶ月 ago
霹靂車

一  呉を興した英主孫策を失って、呉は一たん喪色の底に沈んだが、そのため却って、若い孫権を中心に輔佐の人材があつまり、国防内政ともに、いちじるしく強化された。  国策の大方針として、まず河北の袁紹とは絶縁することになった。 ...

孔明の巻 本文 三国志
7ヶ月 ago
野に真人あり

一  亡国の最後をかざる忠臣ほど、あわれにも悲壮なものはない。  審配の忠烈な死は、いたく曹操の心を打った。 「せめて、故主の城址に、その屍でも葬ってやろう」  冀州の城北に、墳を建て、彼は手厚く祠られた。  建安九...

孔明の巻 本文 三国志
7ヶ月 ago