冒頭 翠花楼(すいかろう)とは、後漢末の洛陽宮中にあった楼閣の一つとして、吉川英治『三国志』に登場する宮廷建築です。宦官勢力である十常侍の一派が宮中の乱で追い詰められる場面で、「西宮翠花門」付近まで逃れた者たちの四肢が「翠花楼...
冒頭 翠花門(すいかもん)とは、後漢の宮城にある門の一つで、吉川英治『三国志』では「西宮翠花門(せいきゅうすいかもん)」として、宮中の騒乱のさなかに宦官たちが逃れ込む地点として示される宮門です。 概要 作中の翠花門は...
一 何進の幕将で中軍の校尉袁紹は、何進の首を抱いて、 「おのれ」と、青鎖門を睨んだ。 同じ何進の部下、呉匡も、 「おぼえていろ」と、怒髪を逆だて、宮門に火を放つと五百の精兵を駆って、なだれこんだ。 「十常侍をみな...