翠花楼

冒頭
翠花楼(すいかろう)とは、後漢末の洛陽宮中にあった楼閣の一つとして、吉川英治三国志』に登場する宮廷建築です。宦官勢力である十常侍の一派が宮中の乱で追い詰められる場面で、「西宮翠花門」付近まで逃れた者たちの四肢が「翠花楼の大屋根」に投げられる、という形でその名が示されます。
 
概要
作中では、洛陽宮城内にある楼閣として、翠花門と併記され、宮中区画の目印として機能します。事件の舞台が「宮中深く」であること、後宮の混乱が描かれることから、宮城内部、とくに禁中の近辺に属する建物として位置づけられています。
 
歴史
吉川英治三国志』における翠花楼は、何進の死後に袁紹らの兵が宮中へ乱入し宦官を討つ動乱の局面で言及され、権力中枢での殺戮が禁城の建築群に及ぶ状況を示す地名的要素として扱われます。
 
関連人物
十常侍趙忠郭勝らが翠花門方面へ逃走する描写の中で、翠花楼が近接する建築として現れます。
 
史実との違い
吉川英治三国志』では宮中楼閣名として具体的に用いられますが、史実の宮殿建築名との対応関係は作中では説明されません。
「翠花楼」登場回数
合計: 1回
0 0 0 0 1 1 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約6時間前