冒頭 鳳儀亭(ほうぎてい)とは、董卓の丞相府の後園奥にある楼閣の一つで、曲欄をめぐらし池に臨む亭です。 概要 作中では、鳳儀亭は人目を避けやすい後園の秘所として描かれ、亭へ渡る朱の橋、曲欄の下にある蓮池といった景が示...
冒頭 董太師(とうたいし)とは、後漢末に「太師」の官位にあって朝廷を圧し、長安政権の実権を握った董卓(とうたく)を、作中で呼ぶ敬称です。王允(おういん)が「巳の刻に、董太師がお越しになる」と来訪を告げるように、外形上は国家の元...
呂布(りょふ) 冒頭 呂布(りょふ)とは、後漢末の武将で、字は奉先とされ、方天戟を手に赤兎馬を駆って戦場で名を知られた人物です。丁原の養子として登場し、のち董卓の配下に入ってその護衛の中核を担います。 生涯 五原郡...
冒頭 美人計(びじんけい)とは、美女を介して相手の情欲や嫉妬を利用し、内部不和を起こして勢力を崩す謀略です。 概要 武力や正面対決では突破しがたい相手に対し、色恋や寵愛を突破口にして警戒を緩めさせたり、有力者同士を疑...
一 その後、日を経て、董卓の病もすっかりよくなった。 彼はまた、その肥大強健な体に驕るかのように、日夜貂蝉と遊楽して、帳裡の痴夢に飽くことを知らなかった。 呂布も、その後は、以前よりはやや無口にはなったが、日々精勤して...
天颷 一 董太師、郿塢へ還る。――と聞えたので、長安の大道は、拝跪する市民と、それを送る朝野の貴人で埋まっていた。 呂布は、家にあったが、 「はてな?」 窓を排して、街の空をながめていた。 「今日は、日も吉い...
天颷 一 董太師、郿塢へ還る。――と聞えたので、長安の大道は、拝跪する市民と、それを送る朝野の貴人で埋まっていた。 呂布は、家にあったが、 「はてな?」 窓を排して、街の空をながめていた。 「今日は、日も吉い...