冒頭 龍駕(りゅうが)とは、天子すなわち皇帝の乗る車、または皇帝の行幸に伴う御車を、龍にたとえて敬っていう語です。吉川英治『三国志』では「牛車の龍駕」として現れ、帝が牛車に乗って移動する場面で用いられています。 概要 ...
冒頭 龍座(りゅうざ)とは、天子や皇帝が政務・儀礼の場で着座する玉座を、龍にちなむ尊称で言い表した語です。宮中の混乱に際し、天子を「龍座」から引き離して連れ出す場面にも用いられます。 概要 中国では龍が皇帝権威の象徴...
一 一銭を盗めば賊といわれるが、一国を奪れば、英雄と称せられる。 当時、長安の中央政府もいいかげんなものに違いなかったが、世の中の毀誉褒貶もまたおかしなものである。 曹操は、自分の根城だった兗州を失地し、その上、いなご...
一 楊奉の部下に、徐晃、字を公明と称ぶ勇士がある。 栗色の駿馬に乗り、大斧をふりかぶって、郭汜の人数を蹴ちらして来た。それに当る者は、ほとんど血煙と化して、満足な形骸も止めなかった。 郭汜の手勢を潰滅してしまうと楊奉は...