龍駕
冒頭
龍駕(りゅうが)とは、天子すなわち皇帝の乗る車、または皇帝の行幸に伴う御車を、龍にたとえて敬っていう語です。吉川英治『三国志』では「牛車の龍駕」として現れ、帝が牛車に乗って移動する場面で用いられています。
概要
「駕」は乗り物、とくに身分の高い者の車を指す語で、「龍」は天子の象徴です。そのため龍駕は、車そのものだけでなく、天子の外出や移動を改まって述べる表現としても機能し、「龍駕を奔らせ給う」のように、帝が急行する意を帯びて使われます。
用法と文脈
吉川三国志での扱いと史実や演義との違い