呉氏

冒頭
呉氏(ごし)とは、三国志世界で女性をその出身氏族名で呼ぶ際の表現で、呉(ご)の氏族に属する女性を「呉氏」と記す呼称です。作中では固有名というより、夫人・王妃などの地位と結びついて用いられます。
 
概要
中国の伝統的な呼称では、女性は名を前面に出さず、氏族名に「氏」を付して呼ばれることが多くあります。このため同じ「呉氏」でも、時代・立場の異なる別人を指し得ます。
 
意味
呉氏は「呉の一族の女性」という意味で、同族内での識別は本来、夫人号・王妃号、あるいは文脈(誰の妻・誰の未亡人か)で補われます。作中でも「夫人|呉氏」といった形で官位・続柄と並記されます。
 
関連人物
作中で「夫人呉氏」として現れるのは、呉侯孫権の妹で、劉備玄徳)の夫人となった女性を指す用例です。玄徳とともに呉宮を出て江辺へ向かう場面などで「夫人|呉氏」と表記されます。
また蜀では、劉備成都で劉瑁の未亡人である呉氏を後宮に迎え、新たに王妃とした旨が語られ、呉氏が劉永・劉理の生母であることも示されます。
 
史実との違い
吉川三国志では「呉氏」が複数の人物に用いられる呼称として現れ、個々の人物の名(諱)より氏族呼称を前面に出す点が、史料・演義での呼び分け(例:呉国太、呉皇后など)と異なる場合があります。
「呉氏」の基本情報
総登場回数
9回
活動期間
3巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
出師の巻
最も活躍した巻
出師の巻 (5回登場)
「呉氏」登場回数
合計: 9回
0 1 2 3 5 0 桃園の巻 2 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 2 望蜀の巻 0 図南の巻 5 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前