知己
知己(ちき)とは、互いの心や考えをよく理解し合う間柄、またはそのような親友や知人のことを指します。三国志においてこの言葉は、人間関係の深さや絆の象徴としてしばしば用いられます。たとえば、劉備と諸葛亮の関係がその代表例であり、単なる主従の関係を超えて、お互いの志や胸中を知る「知己」として描かれています。また、知己は「自分を本当に理解してくれる人」という意味合いが強く、英雄たちが人生の中で求め続ける特別な存在です。三国志の登場人物たちは、この「知己」を得ることで人生の転機を迎える場面も多く、小説の読みどころとなる重要な概念です。
「知己」の基本情報
総登場回数
12回
活動期間
7巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
図南の巻
最も活躍した巻
桃園の巻
(2回登場)