芥の如き大軍
芥の如き大軍(あくたのごときたいぐん)とは
「芥(あくた)」とは塵やごみ、取るに足らないものを指す言葉である。「芥の如き大軍」とは、どれほど大軍であっても塵芥のように価値がない、取るに足らないものだという比喩的な表現である。
三国志における用例
言葉の背景
この種の表現は中国古典に多く見られ、儒家や兵法の文脈で「大軍を恐れず」「正義ある者は万人に勝つ」といった思想と結びついている。「芥の如し」という比喩は、三国志演義やそれを翻案した文学作品でも英雄豪傑の豪語として用いられている。
まとめ
「芥の如き大軍」とは、敵の大軍をまるで塵のように恐れないという決意を表す言葉であり、三国志の登場人物の気迫を象徴する表現である。