豹頭猿臂
豹頭猿臂(ひょうとうえんぴ)とは
「豹のような頭、猿のような腕」という意味の中国の形容表現で、勇猛な武人の異相を示す言葉。力強さと俊敏さをあわせ持った人物の体格を描写する。
三国志における用例
言葉の背景
豹は俊敏で獰猛な動物、猿は敏捷で腕力に優れる存在とされ、それらを組み合わせることで「人間離れした豪傑」を表現する。中国の古典的な人物描写にしばしば見られる比喩であり、勇将や豪傑の迫力を際立たせるために用いられた。
まとめ
豹頭猿臂とは、猛将の異様な強健さを強調する古典的な修辞表現であり、三国志の武人たちの豪胆さを一目で伝える描写である。