輿論

輿論(よろん)とは
世間の人々の意見、世の中の大多数の声を指す言葉。現代でいう「世論(よろん)」とほぼ同じ意味を持つ。
 
三国志での使われ方
後漢末の乱世において、朝廷の混乱や群雄の動きに対して人々の批判や期待を表す場面で使われる。たとえば董卓の暴虐に対し「輿論ここに起こる」と表現され、天下の人々が董卓を討つべきと考えていたことを示す。
 
吉川英治三国志』での扱い
吉川版でも「輿論」はしばしば登場し、権力者の行動に対する世の中の反応を示す言葉として用いられる。皇帝や群雄がどう見られているかを表現する重要な語であり、人物の評価や政治の正当性を描くうえで欠かせない。
 
現代での使い方の例
・「政策に対する輿論は厳しい」
・「輿論に押されて方針を変える」
「輿論」登場回数
合計: 3回
0 0 0 0 1 0 桃園の巻 1 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 1 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 1 五丈原の巻
最終更新日: 約1ヶ月前