冒頭 始皇帝(しこうてい)とは、戦国時代の秦王政(のちの皇帝)が中国を統一して称した初代皇帝で、吉川英治『三国志』では主に伝国の玉璽の由来や、日時計の起源を説明する際の基点として現れます。 生涯 秦の王として諸国を滅...
冒頭 荊山(けいざん)とは、楚(そ)の起源や、後に伝国の玉璽(ぎょくじ)の材となる璞玉(はくぎょく)の伝承と結び付けて語られる山地名です。 概要 吉川英治『三国志』では、直接の合戦・政争の舞台というより、古代史の引証...
冒頭 篆字(てんじ)とは、古代中国で用いられた書体で、印章や金石文の刻字に適した、線が均整で装飾性の強い文字です。吉川英治『三国志』では、伝国の玉璽に彫られた印文を読む場面で「篆字《てんじ》の印文」として現れます 。 概要 ...
冒頭 伝国の玉璽(でんこくのぎょくじ)とは、天子の印章として国土の継承と正統を示す朝廷の宝器です。孫策の周辺では「玉璽といえば、天子の印章」と説明され、これを持つことが帝位僭称の根拠になり得るものとして扱われます。 概要 ...
一 ――一方。 洛陽の焦土に残った諸侯たちの動静はどうかというに。 ここはまだ濛々と余燼のけむりに満ちている。 七日七夜も焼けつづけたが、なお大地は冷めなかった。 諸侯の兵は、思い思いに陣取って消火に努めて...