白馬陣

冒頭
白馬陣(はくばじん)とは、公孫瓚白馬をそろえた騎馬隊を中核にして布いた陣立ての呼び名です。北国産の白馬二千頭を並べて陣勢を張り、その名が天下に知られていたとされます。
 
概要
吉川英治三国志』では、盤河の対陣で公孫瓚白馬を大量に整列させ、軍容を示す形で用いられます。袁紹が対岸からその光景を見て、白馬二千を並べた点を認める描写があり、視覚的威勢と結びついた呼称として扱われます。
 
意味
白馬」は兵種としての騎兵戦力を示すだけでなく、同色の馬で部隊を統一することで、友軍の識別・統率や、敵に与える威圧の効果を意図した編制を指します。作中では、かつて白馬一色の騎馬隊を編制して北方胡族と戦い、以後「白馬陣」が有名になった経緯が語られます。
 
歴史
盤河の戦いでは、公孫瓚白馬二千を並べて陣を張り、袁紹軍と大河を挟んで対峙します。戦闘そのものは別働の動きや部隊運用に左右されますが、「白馬陣」という呼称は、公孫瓚軍の特色と名声を端的に表す標識として機能します。
 
関連人物
公孫瓚白馬を多く保有し、白馬一色の騎馬隊を用いた過去の対外戦を背景に「白馬陣」で知られます。盤河の対陣では袁紹がその陣容を観察し、対抗する布陣を命じています。
 
史実との違い
史実・演義で著名なのは公孫瓚配下の精鋭騎兵「白馬義従」であり、吉川三国志の「白馬陣」はそれを踏まえつつ、陣立ての呼称として物語的にまとめた表現です。
「白馬陣」登場回数
合計: 1回
0 0 0 0 1 0 桃園の巻 1 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前