緑林

冒頭
緑林(りょくりん)とは、山野に拠って官の支配を離れ、略奪や襲撃を生業とする集団、またその世界を指す言葉で、吉川英治三国志』では「緑林の徒」として山賊・強盗の同義で用いられます。
 
概要
作中では、山中に潜む武装集団を指す蔑称ないし総称として現れ、官軍・正規軍と対置されます。ときに朝廷や有力者の情勢次第で、緑林側の頭目が一時的に官側へ取り立てられ、軍勢として動員される例も描かれます(李楽韓暹胡才らが山林の徒を糾合するくだりなど)。
 
意味
語感としては「緑の林」の地勢イメージを伴い、山野が無頼の潜伏先になり得る、という文脈でも使われます。
 
関連人物
廖化は一時「緑林の徒」と呼ばれる立場にありながら、道義を示して山賊的な振る舞いと距離を置こうとします。
 
史実との違い
史実では「緑林」は前漢末の反乱勢力「緑林軍」に由来して後世「盗賊・無頼」の代名詞化した語で、作中ではこの一般化した意味で一貫して用いられます。
「緑林」登場回数
合計: 10回
0 1 2 3 4 0 桃園の巻 0 群星の巻 4 草莽の巻 0 臣道の巻 4 孔明の巻 0 赤壁の巻 2 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前