陳横

冒頭
陳横(ちんおう)とは、吉川英治三国志』で、孫策(そんさく)の勢力と戦う側に属する武将として描かれる人物です。張英(ちょうえい)と並び、情報収集や奇襲を主導する立場に置かれています。
 
生涯
作中では、孫策が矢傷で落命したとの情報を得ると、張英が戦果を誇る一方、陳横は念のため再度の偵察を行わせ、柩が陣門へ運び込まれる状況などを根拠に「孫策死亡」を確信します。
この判断を踏まえ、張英・陳横の二将は、孫策の遺骸をひそかに葬るものと見た葬列に対し、のろしを合図に不意討ちを敢行します。
 
人物像
陳横は、敵情を探らせて確証を得ようとする慎重さを示す一方、その情報が敵の策によって作られた可能性を見抜けず、結果として張英と共に誘い出される形になります。
 
関係人物
張英:同陣営の将として常に行動を共にし、偵察結果を共有して作戦判断を行います。
孫策:陳横が「戦死」と誤認し、その葬列への奇襲を企図する要因となった相手です。
 
有名なエピソード
孫策の死を装った状況(柩の搬入、葬列)を真に受け、張英と共に「うまく行ったな」と喜び合った直後、その葬列を襲撃して形勢を崩すくだりが、陳横の主要な登場局面です。
 
史実との違い
陳横は作中では「張英と並ぶ二将」として明確に役割を持つ一方、史実の三国時代の主要人物としては知名度が高い存在ではなく、吉川三国志では物語上の局面を動かす脇役として整理されている点が異なります。
「陳横」の基本情報
総登場回数
6回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
草莽の巻
最も活躍した巻
草莽の巻 (6回登場)
「陳横」登場回数
合計: 6回
0 1 3 4 6 0 桃園の巻 0 群星の巻 6 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前