七宝剣
冒頭
概要
曹操は王允に対し、董卓を刺す目的で「七宝をちりばめた稀代の名刀」を貸与するよう求め、王允は「秘蔵の七宝剣」を手ずから授けます。 以後、七宝剣は曹操が董卓に近づくための切札であると同時に、事が露見した際の危険を孕む証拠ともなります。
意味
七宝は金・銀などの貴材を総称する語で、七宝剣という呼称は、刀身そのものの切れ味に加えて、鞘などに施された七宝の篏飾によって「宝物」としての価値が付与された剣であることを示します。曹操は董卓に疑念を抱かれた際、この装飾性を前面に出し「献上のための名刀」として差し出し、鞘の七宝篏飾にも言及して場を取り繕います。
作中での使われ方
董卓の休息中、曹操が七宝剣を抜いて背後から近づこうとしたところ、名刀の光が鏡に映り、董卓に動きを察知されます。 その場で曹操は剣を献上品として提示し、董卓が剣を手に取った隙に、呂布の持ち出した駿馬を「試し乗り」と称して奪い、丞相府から脱出します。
史実との違い