哨兵

冒頭
哨兵(しょうへい)とは、陣営・城門・艦船などの要所に立って周囲を警戒し、敵情や異変をいち早く発見して味方へ告げる見張り役の兵です。
 
概要
哨兵は戦闘の前後を通じ、夜間や荒天など視界や規律が乱れやすい状況で重要性が増します。敵襲の兆しを見落とせば奇襲を許し、逆に哨兵が機能していれば敵の接近を事前に察知して迎撃や退避の判断が可能になります。
 
意味
語としては軍の警戒勤務を担う兵を指し、配置された地点を守るだけでなく、接近者への呼びかけや、不審な動きを中軍・指揮官へ急報する役割を含みます。作中でも、艦尾の警戒を担当する哨兵が存在し、艦上勤務の一つとして描かれています 。
 
用法
哨兵は敵を視認したり、異変に気づいた時点で大声で誰何し、応答がなければ戦闘や警報へ移行します。疎林の端で哨兵が「誰だ」と大喝して侵入者を止めようとする場面は、この基本動作に当たります 。一方、夜襲では哨兵の居眠りや弛緩が突破口となり得ることが示され、敵陣へ近づいた側が「哨兵まで眠りこけています」と状況を把握する描写があります 。
 
関連語
物見や斥候が前方偵察や広域の索敵を担うのに対し、哨兵は一定地点での持続的な監視に比重があります。役割としては歩哨と重なる領域が多く、状況により呼称が使い分けられます。
 
史実との違い
吉川三国志における哨兵は一般的な軍制用語として扱われ、史実や演義との差異として特記される性格のものではありません。
「哨兵」登場回数
合計: 14回
0 1 2 3 4 2 桃園の巻 2 群星の巻 1 草莽の巻 4 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 2 望蜀の巻 1 図南の巻 1 出師の巻 1 五丈原の巻
最終更新日: 約7時間前