中軍

冒頭
中軍(ちゅうぐん)とは、軍勢をいくつかの隊に分けて布陣・行軍するときの「中央の軍」を指す用語です。
 
概要
中軍は、左右の翼(左軍・右軍)や先鋒(前軍)・殿(後軍)に対して中心となる部隊で、全体の統制や指揮の中枢になりやすい位置づけです。作戦上、両翼が先に展開・進出した後に中軍が動く形も見られます。孔明王平を左軍、馬忠右軍に配し、自身は中央に進むと命じ、両翼の後から中軍が出動する経過が示されています 。
 
意味
戦場で「中軍へ馳け入り」とあるように、中軍は大将や中枢が控える場所としても用いられ、命令伝達・陣形変更の起点になります 。また水軍でも、特定の旗を中軍の目印として船隊を識別し、そこに毛玠・于禁がいると明示されます 。
 
関連語
中軍を基準に、左翼・右翼、前後軍を配して大陣を整える叙述があり、司馬懿が自身の中軍を左右翼・前後軍に護らせて渭水前に布陣する形で語られます 。また職名としては「行中軍師」のように、中軍に付属して軍務を補佐する官職表現も見えます 。
 
史実との違い
吉川三国志の中軍は、史実・演義でも一般的な軍制用語として用いられる意味(中央部隊、指揮中枢)と同趣旨で扱われます。
「中軍」登場回数
合計: 167回
0 10 21 31 42 5 桃園の巻 9 群星の巻 21 草莽の巻 13 臣道の巻 8 孔明の巻 14 赤壁の巻 16 望蜀の巻 42 図南の巻 20 出師の巻 19 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前