後胤

後胤(こういん)とは
古い言葉で、「子孫」「あとを継ぐ者」という意味を持つ表現。胤(いん)は血統や子孫を表す漢字で、「後胤」は「後世に続く血筋」「子孫」を指す。
 
意味
・血統を受け継いで生まれた子孫
・特に高貴な家柄や名門の家系について「その後胤」といえば、由緒ある血筋を継ぐ人という意味になる
 
使い方の例
・「彼は高祖劉邦の後胤である」=彼は劉邦の子孫である
・「名将の後胤として重んじられた」
 
三国志での文脈
劉備がしばしば「漢室の後胤」と称された。つまり「漢王朝の血を引く者」であることを大義名分に掲げ、群雄の中で自らの正統性を主張したのである。
 
まとめ
「後胤」は「あとを継ぐ子孫」を意味する雅語であり、三国志においては「血統による正統性」を表す重要な言葉として使われる。
「後胤」登場回数
合計: 12回
0 1 2 3 5 5 桃園の巻 1 群星の巻 0 草莽の巻 1 臣道の巻 1 孔明の巻 2 赤壁の巻 2 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約1ヶ月前