昌邑王
冒頭
昌邑王(しょうゆうおう)とは、前漢の諸侯王で、のちに皇帝として即位したものの短期間で廃位された人物(劉賀)です。吉川英治『三国志』では、董卓が天子の廃立を企てる場面で、盧植が「漢の昌邑が王位に登って」と前代の先例を引き、廃立の危うさを諫める故事として用いられます
生涯
劉賀は前漢の皇族で、昌邑王として封ぜられました。前帝の死後に皇帝に推戴されて即位しますが、政務運営をめぐって不適格と判断され、まもなく廃されました。廃位後は皇帝号を失い、皇族として別の待遇に置かれたと伝えられます。
人物像
史上は、即位中の言行が礼制や政治倫理に背くと見なされたことが廃位理由として語られ、君主の資質と儀礼秩序の関係を示す例として引用されます。
関係人物
廃立を主導した側近・大臣層、ならびに皇統の継承問題に関わる皇族が周辺に位置します。三国志時代の人物との直接の関係はありません。
有名なエピソード
史実との違い