曹徳

冒頭
曹徳(そうとく)とは、吉川英治三国志』で曹操(そうそう)の実弟として描かれる人物です。曹操の父・曹嵩(そうすう)一行が兗州へ向かう途上、護衛役の張闓(ちょうかい)らの急襲を受けた際に登場します。
 
生涯
曹嵩が愛妾と共に寺で休息していた夜、寺の周囲に喊声が起こり、老父の隣室に寝ていた曹徳は異変に気づいて廊へ飛び出します。しかし張闓により、言葉もなく斬り殺されます。結果としてこの襲撃は曹嵩や随行の家族・召使いら多数の殺害へ拡大し、曹徳の死もその凶変の一部として位置づけられます。
 
人物像
作中での曹徳は、事件発生時の行動と最期が簡潔に記されるにとどまり、軍略や政治活動などの事績は語られません。異常を察して即座に廊へ出た点から、一行の内側にいて危難に最初に直面した近親者として置かれています。
 
血縁
曹操の実弟であり、曹嵩の子として曹家の近親に属します。
 
関係人物
曹操(兄)、曹嵩(父)、張闓(襲撃者)。曹徳は張闓の凶刃に倒れることで、曹嵩一行襲撃の苛烈さを示す直接の被害者となります。
 
有名なエピソード
寺の周囲で起きた騒乱に対し「やっ。何事だろう」と廊へ飛び出した直後、張闓に斬殺される場面が、曹嵩一行襲撃の発端として描かれます。
 
有名なセリフ
「やっ。何事だろう」
 
史実との違い
吉川英治三国志』では曹操の実弟として曹徳が明確に置かれる一方、史実・演義側の人物比定や扱いには異同があり得ます。
「曹徳」の基本情報
総登場回数
1回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
群星の巻
最も活躍した巻
群星の巻 (1回登場)
「曹徳」登場回数
合計: 1回
0 0 0 0 1 0 桃園の巻 1 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前