曹閥

冒頭
曹閥(そうばつ)とは、許都天子を擁して朝廷の実権を握った曹操と、その一族・腹心が形成する権力集団を指す呼称です。反曹操勢力が掲げる政治的スローガンとして用いられます。
 
概要
作中では「王城復古」「打倒 曹閥」の旗印が示すように、曹操の政権運営を「一門・一派の専権」と見なし、これを倒して天子親政や旧来の秩序を回復しようとする主張の中核語として現れます。
 
意味
「閥」は、特定の家柄や縁故・派閥が官権を独占するあり方をいう語で、ここでは曹氏(曹操)に連なる者が政治・軍事を主導する体制をまとめて表現します。曹操の権威が強まり、朝廷の故老が名目化していく状況が、その語感の背景に置かれています。
 
背景
許都における官制整備や人事掌握を通じ、政事がまず曹操に告げられてから天子へ奏するという慣行が広がり、曹操の意が政治の前提になっていく構図が描かれます。こうした集中の進行が、反対派に「曹閥」と名指しされる土壌となります。
 
関連人物
中心は曹操であり、対抗側の標語としては張繍の陣営が「打倒 曹閥」を掲げて許都へ向かう企てに結び付けられています。
 
史実との違い
「曹閥」という呼び名自体は史料上の定型表現というより、曹操政権を派閥政治として把握するための用語化で、作中では反曹操陣営の政治宣伝を端的に示す語として用いられます。
「曹閥」登場回数
合計: 1回
0 0 0 0 1 0 桃園の巻 0 群星の巻 1 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前