胡車児

冒頭
胡車児(こしゃじ)とは張繍配下の武人で、宛城における張繍の叛攻に際し、賈詡の指示で曹操陣営の護衛・典韋を策で無力化する役を担った人物です。城中第一の勇猛とされ、毛髪が赤く鷲のような面貌、五百斤を負い一日七百里を馳けるという異人として説明されます。
 
生涯
張繍曹操に一度は降った後、賈詡が胡車児を呼び出し、典韋を除く策の実行者として用います。胡車児は典韋との正面決戦は避け、酒好きである点につけこんで酔いつぶし、介抱するふりで中軍へ紛れ込み、典韋を奪う計略を申し出ます。
その後、赤髯の兵卒が典韋を送った体で近づき、眠り込んだ隙にを奪取したことが示され、叛攻の端緒となります。
 
人物像
豪胆一辺倒ではなく、典韋の力量を認めて策に徹する現実的な性格として描かれます。「世の中に誰も恐ろしい奴はありませんが、あいつには勝てそうもありません」と述べ、勝算の立つ手段を選びます。
 
関係人物
張繍の配下として賈詡に使われ、曹操陣営の典韋を標的とします。賈詡典韋を奪えば討てると示し、胡車児はそれを「造作もありません」と受けます。
 
有名なエピソード
典韋を酒で眠らせ、介抱を装って近づき、武器のを奪って持ち去る策動が中心的行動です。
 
有名なセリフ
「世の中に誰も恐ろしい奴はありませんが、あいつには勝てそうもありません」
 
史実との違い
宛城典韋の武器を奪う役回り自体は伝承・演義系の筋立てと共通しますが、吉川三国志では赤毛の怪力・俊足という異人性が明確に付与されています。
「胡車児」の基本情報
総登場回数
5回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
草莽の巻
最も活躍した巻
草莽の巻 (5回登場)
「胡車児」登場回数
合計: 5回
0 1 2 3 5 0 桃園の巻 0 群星の巻 5 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前