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張済

張済(ちょうさい)とは 董卓の死後、李傕・郭汜・樊稠らと並ぶ勢力として長安政局に関与した将。李傕・郭汜の内訌に乗じて大軍で現れ仲裁を強いて和睦させ、献帝から驃騎将軍に任ぜられたのち、弘農への遷幸を勧めるなど、混乱する朝廷に対して一...

三国志 人名
28日 ago
西涼

西涼(せいりょう)とは 西涼は後漢時代の中国西部、現在の甘粛省・陝西省西部一帯を指す地域の呼称。西方の国境地帯であり、羌族など異民族との衝突が絶えなかった軍事的要地である。三国志においては、董卓や馬騰、韓遂といった群雄が拠点と...

地名 三国志
約2ヶ月 ago
皇甫嵩

皇甫嵩(こうほすう)とは 皇甫嵩は、後漢末期の武将であり、黄巾の乱を平定した名将のひとりとして知られる。三国志の正史(陳寿『三国志』)にも記録され、吉川英治『三国志』や『三国志演義』でも登場する。 生涯 皇甫嵩は扶風...

三国志 人名
約2ヶ月 ago
陳大夫

一  酒宴のうちに、曹操は、陳登の人間を量り、陳登は、曹操の心をさぐっていた。  陳登は、曹操にささやいた。 「呂布は元来、豺狼のような性質で、武勇こそ立ち優っていますが、真実の提携はできない人物です。――こういったら丞相は...

本文 草莽の巻 三国志
約2ヶ月 ago
蜀人・張松

一  近年、漢中(陝西省・漢中)の土民のあいだを、一種の道教が風靡していた。  五斗米教。  仮にこう称んでおこう。その宗教へ入るには、信徒になるしるしとして、米五斗を持てゆくことが掟になっているからである。 「わしの家...

本文 望蜀の巻 三国志
約2ヶ月 ago
牡丹亭

一 「呉の孫堅が討たれた」  耳から耳へ。  やがて長安(陝西省・西安)の都へその報は旋風のように聞えてきた。  董卓は、手を打って、 「わが病の一つは、これで除かれたというものだ。彼の嫡男孫策はまだ幼年だし……」 ...

群星の巻 本文 三国志
約2ヶ月 ago
馬騰と一族

一  龐統はその日から、副軍師中郎将に任ぜられた。  総軍の司令を兼ね、最高参謀府にあって、軍師孔明の片腕にもなるべき重職についたわけである。  建安十六年の初夏の頃。  魏の都へ向って、早馬を飛ばした細作(諜報員)は、...

本文 望蜀の巻 三国志
約2ヶ月 ago
漢中王に昇る

一  魏の勢力が、全面的に後退したあとは、当然、玄徳の蜀軍が、この地方を風靡した。  上庸も陥ち、金城も降った。  申耽、申儀などという旧漢中の豪将たちも、 「いまは誰のために戦わん」といって、みな蜀軍の麾下へ、降人とな...

本文 三国志 遠南の巻
約2ヶ月 ago
鶏肋

一  ここまでは敗走一路をたどってきた曹操も、わが子曹彰に行き会って、その新手五万の兵を見ると、俄然、鋭気を新たにして、急にこういう軍令を宣した。 「ここに斜谷の天嶮あり、ここに北夷を平げて、勇気凜絶の新手五万あり、加うるに、わ...

本文 三国志 遠南の巻
約2ヶ月 ago
中原を指して

一  蜀の大軍は、沔陽(陝西省・沔県、漢中の西)まで進んで出た。ここまで来た時、 「魏は関西の精兵を以て、長安(陝西省・西安)に布陣し、大本営をそこにおいた」  という情報が的確になった。  いわゆる天下の嶮、蜀の桟道を...

五丈原の巻 本文 三国志
約2ヶ月 ago
不倶戴天

一  このとき丞相府には、荊州方面から重大な情報が入っていた。 「荊州の玄徳は、いよいよ蜀に攻め入りそうです。目下、彼の地では活溌な準備が公然と行われている」  曹操はかく聞いて胸をいためた。もし玄徳が蜀に入ったら、淵の龍が...

本文 望蜀の巻 三国志
約2ヶ月 ago
馬超と張飛

一  彗星のごとく現われて彗星のようにかき失せた馬超は、そも、どこへ落ちて行ったろうか。  ともあれ、隴西の州郡は、ほっとしてもとの治安をとりもどした。  夏侯淵は、その治安の任を、姜叙に託すとともに、 「君はこのたびの...

本文 三国志 遠南の巻
約2ヶ月 ago
上・中・下

一  葭萌関は四川と陝西の境にあって、ここは今、漢中の張魯軍と、蜀に代って蜀を守る玄徳の軍とが、対峙していた。  攻めるも難、防ぐも難。  両軍は悪戦苦闘のままたがいに譲らず、はや幾月かを過していた。 「曹操が呉へ攻め下...

本文 三国志 遠南の巻
約2ヶ月 ago
漢中併呑

一 (――急に、魏公が、あなたと夏侯惇のおふたりに内々密議を諮りたいとのお旨である。すぐ府堂までお越しありたい)  賈詡からこういう手紙が来た。使いをうけたのは、曹操の一族、曹仁である。 「なんだろう?」  曹仁は、洛中...

本文 三国志 遠南の巻
約2ヶ月 ago
女衣巾幗

一  誰か知ろう真の兵家が大機を逸した胸底のうらみを。  人はみな、蜀軍の表面の勝ちを、あくまで大勝とよろこんでいたが、独り孔明の胸には、遺憾やるかたないものがつつまれていた。  加うるに、彼が、ひとまず自軍を渭南の陣にまと...

五丈原の巻 本文 三国志
約2ヶ月 ago
高楼弾琴

一  魏の大陣容はととのった。  辛毘、あざなは佐治、これは潁州陽翟の生れ、大才の聞え夙にたかく、いまや魏主曹叡の軍師として、つねに帝座まぢかく奉侍している。  孫礼、字は徳達は、護軍の大将として早くより戦場にある曹真の大軍...

五丈原の巻 本文 三国志
約2ヶ月 ago
大権転々

一  西涼(甘粛省・蘭州)の地方におびただしい敗兵が流れこんだ。  郿塢の城から敗走した大軍だった。  董卓の旧臣で、その四大将といわれる李傕、張済、郭汜、樊稠などは、連名して、使者を長安に上せ、 「伏して、赦を乞う」 ...

群星の巻 本文 三国志
約2ヶ月 ago
巫女

一 「なに、無条件で和睦せよと。ばかをいい給え」  郭汜は、耳もかさない。  それのみか、不意に、兵に令を下して、楊彪について来た大臣以下宮人など、六十余人の者を一からげに縛ってしまった。 「これは乱暴だ。和議の媒介に参...

本文 草莽の巻 三国志
約2ヶ月 ago
緑林の宮

一  楊奉の部下に、徐晃、字を公明と称ぶ勇士がある。  栗色の駿馬に乗り、大斧をふりかぶって、郭汜の人数を蹴ちらして来た。それに当る者は、ほとんど血煙と化して、満足な形骸も止めなかった。  郭汜の手勢を潰滅してしまうと楊奉は...

本文 草莽の巻 三国志
約2ヶ月 ago
陝西

地名 三国志
2ヶ月 ago