伍俘

伍俘(ごふ)とは
後漢末の武官で、官職は「越騎校尉(えっきこうい)」を務めていた人物。吉川英治三国志』では董卓に抗して命を落とす悲壮な忠臣として描かれる。
 
関連する人物
董卓:暴虐を振るい、伍俘の命を奪った相手。
 
有名なエピソード
董卓が民を牛裂きにして楽しむという惨劇のあと、伍俘がただ一人「逆賊!」と叫び、董卓に短剣を突き立てようとした場面は小説中でも極めて印象的である。その最期の言葉は「忠と義」の象徴として描かれている。
 
吉川英治三国志での扱われ方
史実に伍俘の大きな記録はほとんど残されていないが、吉川版では董卓の悪行を際立たせるために「義に殉じた刺客」として劇的に描かれる。これは史実には見られない脚色であり、物語的効果を高める役割を担っている。
「伍俘」の基本情報
総登場回数
2回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
桃園の巻
最も活躍した巻
桃園の巻 (2回登場)
「伍俘」登場回数
合計: 2回
0 0 1 1 2 2 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約1ヶ月前