伏徳

冒頭
伏徳(ふくとく)とは、吉川英治三国志』で、献帝の一行に随従し、非常時に皇后の身辺を支える近侍として描かれる人物です。黄河を小舟で渡って逃れる途上、皇后が衰弱して身動きできない場面で、伏徳が皇后を背負って移動する役を担います 。
 
生涯
作中での具体的な官職・出自・経歴は多く語られず、献帝皇后が危難に陥った逃避行の場面において、その随行者として名が示されます 。
 
人物像
戦闘指揮や政略に関与する人物ではなく、宮中の人員として、主君側近の実務を引き受ける立場に置かれています。とくに、皇后が衰えた状況下で「背に負いまいらせ」て移動する描写から、護送・介助といった近侍の役割が強調されています 。
 
関係人物
献帝劉協)および伏皇后の逃避行に随行し、楊奉らが帝を扶けつつ行軍する一団の中で行動します 。
 
有名なエピソード
黄河渡河後、皇后が舟に酔ったのか身動きできない状態となり、伏徳が皇后を背負って歩み出す場面が、伏徳の役割を代表する挿話として置かれています 。
 
史実との違い
作中では固有名をもつ随従者として扱われますが、この人物像を史実上の特定個人に比定できるだけの情報は本文中に示されません 。
「伏徳」の基本情報
総登場回数
2回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
草莽の巻
最も活躍した巻
草莽の巻 (2回登場)
「伏徳」登場回数
合計: 2回
0 0 1 1 2 0 桃園の巻 0 群星の巻 2 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前